ご相談から引渡し完了までの流れ（ステップ7～9）

購入希望者が現れ、売却が決定しましたら、売買契約を行います。

購入価格や引渡しの時期などを調整し、購入希望者に売却物件の重要な事柄など物件調査を行った調査資料を元に作成した「重要事項説明書」を用いて売却物件についての説明を行います。

その後諸条件を双方に充分確認した上で売買契約を締結いたします。

プラスホームでは安全確実に売却できるよう慎重かつ丁寧な契約を心がけております。

契約場所は通常当社事務所で、売主様、お客様、当社スタッフ、関係者が一同に集まり当社スタッフが丁寧に解りやすい説明を加えながら売買契約書の記載内容を読み上げます。

当社で作成する契約書は、「高知県宅地建物取引業保証協会」指定の契約書を使用して作成いたします。高知県の住民に合った売主様買主様双方に公平な内容となっています。その内容は、当事者間の責任範囲を明確にし、売主・買主間のトラブルを防止するとともに、法律に基づき双方公平な決めごとを記入いたします。

たとえば、売主様の所有権移転準備引渡し義務、買主様の売買代金支払義務、これらの義務を怠って契約が解除になった際の違約金の支払いなど、明確な取り決めなどが記載されています。

双方が契約内容にご理解ご納得いただいた後、契約書に署名捺印し、手付金（通常売買代金の10％の額）を買主様よりお受け取りいただきます。

売買契約書の決めごとに基づいて引渡しの準備や引っ越しの準備を行います。

電気・ガス・水道などの公共料金の精算や引越し業者の手配や荷造り、清掃会社の手配や不燃物の処理、また、引渡し取引にあたっての必要書類の手配などを行います。

通常、残代金の受領と物件の引き渡しは同時に行われますので、受領日までに引越しは済ませておく必要があります。よって引越しと引渡しのスケジュールをしっかり確認しておくことが大切です。

また、物件引渡し前日までに当社スタッフ、売主様、買主様が物件場所に集まり、近隣との境界確認や契約書通りに履行されているか、ゴミや不燃物は残ってないかなどを確認の上、引渡しを行います。

物件引渡しは、通常、買主様のローン融資先金融機関の応接間をお借りし行われます。

その場でお客様・売主様・当社スタッフ・融資先銀行員・司法書士・債権者などの関係者が一同に集まり、登記移転決済・代金の清算、諸費用の支払いなども同時に行います。

移転登記の申請は通常、登記手続きのスペシャルリストである司法書士に依頼しますので、当社スタッフは取引が安全かつスムーズに行われるよう、登記に必要な書類作成のサポートや司法書士の手配などをお客様にかわりお手伝いさせていただいております。

また移転登記に必要な書類の確認や、物件代金や各種支払い費用などの清算明細書を作成し事前にお客様にお知らせいたしております。そして、代金受取りと同時に物件（カギ）の引渡しを行い、引渡しが完了いたします。