売買に関わる諸費用

不動産売却の諸費用のうち主なものは以下のとおりです。

○仲介手数料

売却を依頼した不動産会社への報酬です。万一売却できない場合はかかりません。
金額は「契約価格×3％＋6万円＋消費税」となります。
例）1,500万円の物件の場合＝550,800円「1,500万円×3％＋6万円＋消費税（10％）＝561,000円

○所有権移転費用及び抵当権抹消費用

登記移転を依頼する司法書士の先生に支払う報酬です。
ローン残債があり、抵当権などが設定されている場合は抵当権抹消費用もかかります。
一般的な物件の例として所有権移転費用が4万円程度、抹消もあれば合計5～6万円です。
（高知以外の県では司法書士移転報酬は買主様が負担するのが通例ですが、高知県では売主様が負担するのが慣習となっています）

○境界設置費用及び測量費用

敷地の境界がはっきりせず、境界標の設置が必要な場合や、土地を測量したり分筆して引き渡す場合などに、その作業を依頼する土地家屋調査士の先生に支払う費用です。
作業内容によって異なりますが10万円～30万円位かかります。境界が確認できる場合（境界ピンがある）は必要ありません。

○建物解体費用や修繕費用

建物を売主側で解体して更地にする場合には30坪くらいの建物で約100～150万円強かかります。建物を売主側で修繕して売出す場合は修繕費がかかります。

○お掃除・不燃物処理・引越し費用

引越しにおいてのゴミ処理や自身の引越し費用です。また、強制ではありませんが（双方話し合いによる）美装施工して買主様に引き渡すのがエチケットです・

○印紙代

売買契約を結んだ場合、その契約書に添付する収入印紙代です。500～1,000万円以下－5千円分・1,000～5,000万円以下－1万円必要です。